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主イエスにつながり続ける

本日の宣教より   2021年10月31日
     ヨハネによる福音書15章1~11節    小倉 昇
・「15:4 わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつなが
っていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶこ
とができないように、あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶこと
ができない。15:5 わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわ
たしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を
豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないから
である」
→「つながる」とは、「居る」、「とどまる」と訳すことのできる言葉で、一時的に
「つながる」のではなく、「住み着く(根をおろす)」、いつまでも「つながり続ける」
こと、生きている間の話ではなく、死んでも続くという意味になるようです。私
たちが主イエスとつながり続け、主イエスが私たちの中に住み着く(根をおろす)
ことによって、自然に豊かな実を稔らせると言っていることになります。イエス
につながっていたから豊かに実を結ぶことができたと過去のことではなく、弟子
たちにとどまらず現在の私たちにもつながっている言葉です。
・「15:7 あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたにとど
まっているならば、なんでも望むものを求めるがよい。そうすれば、与えられる
であろう」
→共同訳聖書では「あなたがたが私につながっており、私の言葉があなたがたの内
にいつもあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる」
となっています。
今日の私たちが主イエスにつながり続けることとは、み言葉によってイエスにつ
ながり続けることにほかなりません。実り多き歩みに生きることを示された私たち
は、み言葉につながり続け、祈りに生きる者でありたいと願います。そして、主イ
エスが「かなえられる」と約束くださったみ言葉を、これから無牧師となる私たち
の教会に向けられた励ましとしても受け止め、共にみ言葉に学び、共に祈り合う群
れでありたいと願います。

by ohmiyabap | 2021-11-03 10:35 | 宣教